推しの百合ップルが二回別れた話【百合紅】

こんにちは。アシスさんです。
カクヨムコンの小説が提出できてないにも関わらずなに書いてるんだよって話なんですが、旬は逃すなということで『百合』について話していこうと思う。

といっても、百合に対しての含蓄が深い話とか最近TLで話題のSFマガジンの百合特殊とかに書いてあるんじゃね???とでも思わなくないので、
そういうのはそっちにポーイしましょう。

アシスさん的には百合は好きである。だけど、百合好きと言われると微妙な顔をする。

何故か。



ぶっちゃけ百合だろうが、百合じゃなかろうが女同士の関係性っていいよね!!!!!

というか、女同士じゃなくて関係性っていいよね!!!!!



つまり、なんかこうエモい感じの関係性が好きで、その中に百合があるってだけである。

おわり。おわらない。


ちなみに僕が好きなタイプの女の関係性って、自作の天原久遠と笠咲穂葉みたいなやつなんで百合って思ってないんですけど、世間的は百合に入るんでしょうかね?

百合と称するには、愛情があるわけでないし、お互いのことを知りすぎているので、
やはり『親友』という言葉がしっくり来る気がしています。

あ。
天原久遠と笠咲穂葉はこちらに出ております!!!!!!よろしく!!!!!(ダイマ)



kakuyomu.jp




・本題

さて。

まあ僕はそこまで熱狂的な百合スキーではないのですが、世間には全力全開で百合を追い続ける人もいるでしょう。
そんな人たちでも、そうじゃない人たちでも耳寄りの情報がある。

なんとこの世界には、百合をテーマにしたボードゲームがあるのだ。

それが、百合紅だ。




yurikure.wr-inst.org





百合紅がどんなゲームか、簡単に説明すると

女の子たちの周りにいる空気的なものになって女の子を導き、推しカプが運命のカップルになるようになんやかんやするゲーム

です。


・・・・・・。


とんでもねえ奴と同じ時代に生まれちまったもんだぜ。(画像略)


・ルールをさらっと説明

まあ概要聞いただけでも、すでに胃もたれがヤバいんとは思いますが、ルールを軽く説明していこうと思う。
ちゃんとしたやつは公式サイトにルールPDFがあるからそれを見てくれ。


このゲームは学校に入学したての女の子たち7人が中心となる。
全部で9学期(9ラウンド)の中で、「運命のカップ」を生み出していく。



ゲーム開始前

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まあ、こんな感じで七人の女の子がいて、初期状態で既に好感度があるキャラクターがある。
(注:画像はミスって、好感度1のやつが一つ足りない。初プレイ特有のガバ)
ちなみに白と黄はカップである。なんで既に百合カップルがいるんだよ。

次に女の子の行動順を決定する。
プレイヤーはただの空気だから行動順などない。当たり前だ。


こうして初期の関係性と行動順が決まったところで、我々空気たちは推しカプを5組まで作る。
その後、そのカップルに1〜5点までの支援点(簡単にいうと推しの度合い)を振り分ける。

そして、最後に支援点から、女の子へのコントロールを算出する。
コントロールは、その女の子が含まれるカップルの支援点の合計だ。


例えば、支援点を白×黒に5点、白×黄に4点と振った場合
コントロールは白に4+5=9点、黒に5点、黄に4点という形になる。
かけ算の順番の話は面倒だからNGで

このコントロール点が高いと、その女の子の行動を決定しやすくなる。

具体的にいうと、このゲームでは女の子の行動を決定するときに、オークションをする。
その女の子へのコントロールまでの点数を公開し、その数字が一番高い人間が女の子をアクションを決定できるのだ。
なんか書いてると若干邪悪さが漂うけど気にするな

実際このコントロールの駆け引きがゲームとしてめちゃくちゃ面白い。


そして、ここから、ゲームが始まる。


アクションフェーズ

まずは女の子が行動する。
女の子ができる行動は4つだ。

  1. アプローチ
  2. 告白
  3. 駆け引き
  4. 何もしない


まあ何もしないは何もしないですが。

まず、アプローチ
これは別の女の子にアプローチをかけて好感度をあげることができる。
しかし、カップができている女の子が別の女の子にアプローチをかけたり、逆に別の女の子がアプローチをかけてくるとカップルに不満度が溜まる。


ところで、これらの好感度を表すコンポーネントにはフレイバーテキストがある。
例えば好感度1だと「クラスメイト以上、友達未満 もうちょっと仲良くなりたいな、なんて」だったり。
逆に不満度は自分のことを見てくれないといったニュアンスが多く、不満度3だと「なんで私じゃない子といるの? なんであの子とお話ししてるの?」ってなる。

このテキストで一番震えたのが不満度6のやつ。

「世界でただ一人、あなたが、嫌い あなたは、特別な、嫌いな人」



百合じゃん。


また、重要なのが不満度と好感度はまったく別のパラメータだ。
つまり、このゲームは好感度と不満度が両方が最大値になったりする。世界一好きな人が世界一嫌いな人になる。



百合じゃん!!!!



次に告白
まあ、文字通り女の子が女の子に告白し、成功すればカップルになる。

相手の女の子をコントロールをしている空気がOKを出したら、そのままカップルになる。
もしそれでNGを出しても、ダイスを振って好感度以下の数字が出るとカップルになる。
我々空気が完全に女の子を思い通りにできるわけではない。あくまで我々は空気なのだ

ちなみに告白に失敗しても、好感度プラスされる。よくわからん。



そして、問題の駆け引き
これは、女の子が、別の女の子二人にカップルになるべきだと提案する。

いったい何をいってるんだ?


いったい何を言ってるんだ????????



まあどういうことが起きるかは、それっぽい会話文にしてみよう。


C「AちゃんとBちゃんは付き合った方がいいと思うんだ〜」
A「え?」
B「え?」
D「わぁ! それっていいじゃん」
E「お似合いだと思うよ! 付き合っちゃいなよ!」
C「うんうん! みんなもそう言ってるよ!」
A「えっと……じゃあ付き合っちゃう?」
B「えーっと、じゃあよろしくお願いします!」


てな感じでカップルができる。
どうなってるんだ。この学校は
もちろん、本人たちが断ればカップルにはならないのでご安心を。



カップルフェイズ


全員の行動が終わると、カップルフェイズに入る。
ここでは何をするかというと。

カップルが別れるかどうかの判定を行う。
そう、このゲームは百合カップルが別れるのだ!!!!!!(タイトル回収)


ここですべてのカップルがダイスを振り、不満度以下の目が出るとカップルは解消する。


もちろん、不満度6だと自動的に別れる。
好感度がいくらであろうと別れる。
「世界でただ一人、あなたが、嫌い あなたは、特別な、嫌いな人」っていいながら別れる。


百合じゃん!!!!!!!!!!!!


ちなみにこんなにギスギスしてますが、カップルは別れた瞬間に好感度と不満度がリセットされる。
ドロドロは引きずらないタイプの百合である。


誓いのキスフェイズ


そして、別れることがなかったカップルは誓いのキスフェイズに入る。
そうこのゲーム、学期末に百合カップルがキスをし始める。
もう僕にはついていけない。


ちなみにキスをするかどうかもダイスで判定する。
そこまでは、空気は介入できないらしい


この誓いのキスを2回成功させると、「運命のカップ」となりゲーム終了。
そのカップルを一番推していた(支援点が高かったプレイヤー)が勝利となります。

百合重婚

これ何???????????

まあ簡単にいうと、3人以上の女の子のグループが、お互いにカップル状態になっていることらしい。
いや、どういうことだよ。


この状態になってもゲームが終了し、それに含まれるカップルの中で一番支援点が高かった人の勝利となる。



運命のカップ百合重婚も成立しなかった場合、次のラウンドに進む。
こうやってゲームが進行する。





・実際にやってみた。


まあ、タイトルで言ってることが起きました。


そもそもこのゲームはカップルができると、他のプレイヤーが推してない限り、破局させられるんですよね。
つまり何が起こるかというと。


カップルができると、他の女の感情がカップルのどちらかに向き始める



文脈的百合度は高い気がするが、「百合じゃん」って叫ぶべきか迷う事案
  

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まあ我々がやったときには、こんな感じで紫に感情が集まりまくったのでした。





タイトルにある僕の推しカプは×
彼女らは幼馴染である。空回りしがちな赤色とそれに付き合う空色みたいな二人です。ちなみに今二秒で考えた脳内設定である。


しかも、彼女ら好感度6不満度1の状態で破局した。
なんでこの状態で別れるのか、僕には百合カップルの気持ちはわからない。



・ まとめ

ということで百合紅の話でした。


いや、ゲームの端々で高い百合性を感じる上に、コントロールポイントの駆け引きなどもありゲームとしてもかなり面白かったです。

特に破局だとかキスだとかがダイスで決まるあたりに、僕たちが百合カップルに深く干渉できない感じが、なんとも趣が深い。

カップルがくっついったり別れたり、好感度が上がったり、不満を貯めたりと、そこらへんを解釈しながらプレイするとより深く百合紅の世界をたのしめるのでないでしょうか?



興味をもったならプレイしてみてほしいです。
てか、僕とプレイしましょう。
限界百合厨とやると、まあ楽しそうなきがするからね!!!!!



ということで、百合紅の話でした。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。